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*JOONといっしょ*
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図書室
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No 36 HIT数 194
日付 2006/02/27 ハンドルネーム ぷうすけ
タイトル 【創作】「四月の雪」スジンの記憶①
本文 カジョク ヨロブン アンニョンハセヨ!

インスとソヨンのその後のお話を書いてきましたが、

頭の片隅にスジンとギョンホのことが、ひっかかっていました。

今回、スジンとギョンホ中心のお話を書いてみました。

少しだけ、お付き合いくださいね。


****************************************************************************************

スジンは、大学を卒業してから、インテリア会社に就職し、

照明監督のインスと結婚し、仕事と家事を両立させて、

充実した日々を送っていた。

ある日、スジンは、仕事帰りに、有名な写真家の写真展を覗いてみた。

大学生の時に、写真部だったスジンが、大好きな写真家の写真展の写真は、

モノクロで、一枚一枚からドラマを感じ取ることができた。

切り取られた日常が、四角い枠の中におさめられ、

小さな物語が、そこに存在していた。

シャッターが切られた瞬間に、時間が止まり、

カメラの中に物語が、おさめられた。

ゆっくりと、時間が流れるその空間で、スジンは写真を順番に見ていくと、

見覚えのある横顔の人に、出会った。

大学生の時に、同じ写真部で一年先輩の、ギョンホだった。

「ギョンホ先輩、お久しぶりです。」

「君は、カン・スジンだね。ほんとに、久しぶりだね。

 懐かしいなぁ。元気そうだね。」

二人は、お互いの近況を報告した後に、名刺を交換した。

そして、近いうちに食事でもしようと、約束をして別れた。

数日後、ギョンホから、スジンの携帯電話にメールが届いた。

「今日の夕方、時間空いてる?食事を一緒にしたいな。」

スジンは、すぐにギョンホに「OKです。」と、メールの返事を送信した。

そして、夫インスの携帯電話に、

「今日は、残業で帰りが遅くなるから、夕食を作れないの。

 外で、食べてきてね。」と、メールを送った。

ギョンホは、夕方、自宅に電話をかけた。

妻ソヨンが、電話に出ると、

「今日は、接待で遅くなるから、夕食は、いらないよ。

 遅くなりそうだから、先に寝ていていいよ。」と、言った。

ソヨンは、ギョンホの言葉を信じ、何の疑いも持たなかった。

ギョンホとスジンは、ソウル市内の日本食のお店で、待ち合わせをした。

スジンが、一足先に着き、ギョンホが来るのを待った。

約束の時間ちょうどに、ギョンホが、店の中に入ってきた。

二人は、お酒を飲みながら、いろんな話をして、食事を楽しんだ。

大学生の時のギョンホは、躍動感がある写真を撮るのが上手で、

スジンが憧れていた先輩だった。

二人は写真へのこだわりや、カメラの話で、盛り上がった。

スジンはギョンホに憧れていたことを、お酒に酔った勢いで話してしまった。

ギョンホは、当時スジンの淡い恋心に気づいていなかった。

ギョンホとスジンは、日本食のお店を出ると、ホテルのスカイラウンジで、

飲みなおすことにした。

夜景を眺めながら、カクテルを飲み、スジンは、ほろ酔い加減で、

気分が高揚していた。

スジンは、隣に座っているギョンホの肩に頭をもたれかけた。

ギョンホは、ホテルの部屋をとった。

ギョンホとスジンは、ホテルの部屋で、酔いを醒ますことにした。

部屋に入ると、スジンは、ソファーにジャケットとバッグを置いた。

ギョンホは、スジンに歩み寄ると背中に手を回し、抱きしめた。

二人は、見つめあうと、ゆっくりと唇を重ねた。

ギョンホは、スジンをベッドに押し倒し、

スジンの耳元から首筋にかけて、唇を這わせた。

スジンは、ギョンホに身をまかせていたが、だんだん大胆になり、

積極的にギョンホを求めた。

スジンは、インスが子供を望んでいないことが、不満だった。

インスは、人間関係が希薄になりつつある、この現代社会に、

自分のDNAを持った、分身を送り出すことが、恐ろしかったのだ。

子供が嫌いなわけでは、なかった。

インスは、照明監督の仕事柄、夜中に作業をして、

明け方に帰ることが多い上に、最近は、

地方での仕事も多く、家を空けることが多かった。

スジンは、インスとの夫婦生活に、寂しさを感じていたのだった。

スジンは、インスには甘えるだけで、受け身だったのに、ギョンホとの前だと

気分が開放的になり、大胆にふるまってしまうのだった。

ギョンホは、ソヨンとお見合い結婚だったせいか、ソヨンはいつも受け身で、

少し物足りなさを感じていたのだった。

スジンとは初めてなのに、相性がいいようで、お互いに大胆になり、

激しく求め合い、充実感を味わった。

二人が過ごした濃密な時間を、インスとソヨンは、まだ知らなかった。

ギョンホとスジンは、たびたび連絡をとって、仕事を口実に逢瀬を重ねていた。

ギョンホとスジンが、偶然出会ってから、一年が経とうとしていた。

出張を口実に、泊りがけの旅行に出かけないかと、ギョンホが持ち掛けた。

スジンは、少しインスに後ろめたさを感じたが、

ギョンホと一緒に旅行に行くことにした。

誰にも知られてはいけない不倫旅行。

ギョンホとスジンは濃密な二人の時間を過ごせることを、とても楽しみにしていた。

二人は会社に、休暇届を出し、準備は万全だった。

ギョンホとスジンは、お互いの伴侶に「江原道に出張に行く。」と伝え、

ギョンホの車で、旅行に出かけた。

ギョンホとスジンは、何もかもがうまくいくように思えたのだった。

                              ~つづく~
 
ぷうすけ
完璧すぎが、よくなかったのかなぁ。インスに対して、良い妻を演じていたスジン。疲れちゃったのかな。 2006/07/06 12:47
ぷうすけ
はんがん☆さん、優しくて、かっこよくて、理解あって、完璧な夫のインスを裏切ってしまうスジン。 2006/07/06 12:44
はんがん☆
インス=ヨンジュンさん・・・と思ってしまって・・・スジンの気持ち分からないな~@@結婚できただけでも幸せなのにな~@@ 2006/06/30 18:37
ぷうすけ
相手に伝えるタイミングって、むずかしいね。ちょっと、スジンのおしりが軽すぎだったかなぁ。展開が早くて、ミアネヨ^^。 2006/02/28 14:30
ぷうすけ
Qちゃん、夫婦の間柄でも、踏み込んでほしくない領域があるよね。心の中にしまっておきたいことってあるね。 2006/02/28 14:27
ぷうすけ
スジンの気持ちはスジンにしかわからないけどね。不幸な出来事は起こらなかっただろうね。 2006/02/28 14:22
ぷうすけ
nonakoちゃん、そうだね。もっとスジンが、インスに不満をぶつけていれば、違う展開になっていたかもね。 2006/02/28 14:21
naturalQ
理解できます。ぷうすけサン,すごく素敵です!次に行きますね。 2006/02/28 13:02
naturalQ
相手にぶつけることもなかったんでしょうね。微妙な年数だもの。スジンとギョンホの性急な成り行きに戸惑いつつ,すごく気持ちは 2006/02/28 13:02
naturalQ
敢えて飲み込んじゃう。インスとソヨン,スジンとギョンホもまだ結婚間もないカップルだし,思いが飽和状態になって,ストレートに 2006/02/28 12:57
naturalQ
少しずつ自分の中に溜まっていくの。相手が傷ついたら,間がギクシャクしたらと,後の修復にかかる労力を考えると 2006/02/28 12:54
naturalQ
というのはあります。また,不満にしても,どう伝えて良いか,タイミングや表現を考えているうちに,すっかり時期をはずし, 2006/02/28 12:50
naturalQ
夫婦だからと言って,全てをさらけ出せてるわけではないですよね。秘密というわけではないけど,ちょっと心にしまってある部分 2006/02/28 12:48
nonako
それでもインスのことを愛してたのならインスにぶつけるべきだったと思います。・・それじゃ映画にならないけど^^ 2006/02/28 10:21
nonako
そんな不満や寂しさをインスにぶつけなかった、ぶつけられなかったスジン。二人の関係は二人にしか分からないけど、 2006/02/28 10:19
nonako
インスだけでなく、男の人って「どうしてこんなことわからないの~?」っていうことあるよね。女が男のこと全て分からないように。 2006/02/28 10:16
ぷうすけ
★joonちゃんは、本当にインスのことが大好きなのね。いっぱい愛情を感じるよぉ。 2006/02/28 07:38
ぷうすけ
インスの前で、いい奥さん、かわいらしい女性でいることに、疲れたのかな。羽目をはずして、みたくなったのかな・・・。 2006/02/28 07:31
ぷうすけ
繊細で細かいこだわりがあって、まじめなインスに対して、スジンは、いい奥さんを演じていたのかも・・・。 2006/02/28 07:27
ぷうすけ
スジンは、インスの子供を生み、育てたかった。でも、インスが聞き入れてくれなくて、ちょっと不満だった・・・。 2006/02/28 07:23
ぷうすけ
愛している人の子供を生み、育てたいと、女性だったら、大抵の人が思うよね。 2006/02/28 07:18
ぷうすけ
しっかり、避妊していたと思うの。スジンは、愛されているとわかっていても、心が満たされていなかったのでは・・・。 2006/02/28 07:12
ぷうすけ
★joonちゃん、インスとスジンは、それなりに夫婦生活していたと思うの。でも、インスが子供を望んでいなかったから、 2006/02/28 07:10
★joon
ぷうすけちゃん、ありがとう!またまた四月の雪観たくなりました。一人で、語っちゃってごめんなさ~い。 2006/02/27 17:08
★joon
素敵な彼の前では、大人しい、彼に従順な、お酒さえ呑めないかわいらしい女性を演じていたのか・・。 2006/02/27 17:05
★joon
私、スジンが、インスを裏切る動機が、詳しく知りたかったわ。だって、インス=ヨンジュンを裏切るのよ~ 2006/02/27 17:02
★joon
そうじゃなくて・・自分をだせないで、いたのね。どうして、かしら? 出そうとしたら、拒まれたことあったのか・・・。 2006/02/27 16:56
★joon
読んだよ~。なるほど・・・セックスレスな夫婦・・・スジンは、乾いちゃってたのか・・・ 2006/02/27 16:40
ぷうすけ
★joonちゃん、言葉が足りなくて、すみましぇ~ん。ちょこっと、書き足してみました。どうですか~? 2006/02/27 11:57
★joon
ぷうすけちゃんの想像力で、そのあたりぃ、もうちょこっと、筆を加えて~~!!知りたい所なのヨン^^。 2006/02/27 11:33
★joon
インスを裏切らないと、思うな~。インスと、スジンは、どんな夫婦生活をしていたのでしょうね? 2006/02/27 11:31
★joon
スジンは、インスの何が不満だったのか・・。スジンの心が、満たされている状態なら、たとえ、憧れの先輩といっしょでも、 2006/02/27 11:30
★joon
ギョンホとスジン・・・男と女って、そんなに簡単な動機で、結びつくのかしら・・・。ご、ごめん。 2006/02/27 11:28
 
 

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