アンニョン!
ときどきドキドキ堂*30R、1年ぶりに、オープン!!
その1年前に、書くとお約束していましたものを…
今頃ですが、
テーマは「 愛 」「 サラン 」・・・♡
家族愛、親子愛、夫婦愛、など色々ありますが
同じ「愛」でも、それぞれ感じ方が、日本と韓国とでは、少し違うようですね。
Joonのドラマや映画にも出てくる 様々な「愛」について、
少しでも 理解を深めるために、
読んだ本を参考に、少しずつ 探求してみたいと思います。
よろしくどうぞ、おつきあいくださいませm(_ _)m
もともとは、帯に「もしヨン様と結婚したら!?」と書かれた、呉善花さんの「日韓、愛の幻想」という本を読んだのがきっかけで、
日韓比較論を色々書かれている、他の本も色々読んでみました。
本の内容は、うっそ~@@と思うようなことも多く、信憑性も疑ったりもしましたが、
国民性の違いも、やはりあるのだと思います。
~ 序 章 ~
著者の呉さんは、日本での冬ソナ&ヨン様ブームに、ショックを受け、大いに とまどったと言います。
なぜなら、ヨン様ファンは、都会だけに限らず、山奥の小さな農村にまで及び、
古典的・近代的、両方の教養を豊かに持っている、知的な方が多い。
これは、自分には見えない何かがあると…。
日本人 冬ソナファンからの手紙の数々。
"懐かしい人に会ったような気持ち"
"胸が苦しい"
"胸がいっぱいで、ため息ばかり・・・"
これはもう、まぎれもなく、恋の病の症状。
当時から、冬ソナブームについては、色々な方が研究されているようですが、
この方も、ご自分の体験から、この現象の不思議の原因を説いておられました。
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呉さん、高校一年生
たびたび すれ違う 素敵な大学生
そのうち 言葉を交わすようになっていた。
今日は会えるかしら・・・
明日は会えるかしら・・・
心ときめかす毎日
半年たったある日
彼が、一緒に歩こうか、と言ってきた。
頷いて、彼の横を歩いた。
かなり歩いたところで、彼が立ち止まった。
大学の門の前だった。
君に見せたい者があるから・・・と誘われるまま、
放課後、人影もまばらな構内を、彼と一緒に歩いていくと
彼は、音楽室の電気をつけて、ピアノを弾いてあげると、私を中に入れた。
一曲、二曲と演奏が続く・・・
私のために・・・
と夢心地で聴いていた
やがて彼は立ち上がると、こちらへ近付いてきた
ところが
その目つきが異様で、ハァハァと息をはずませている
彼の顔が動物のように見えて、怖くなり、後ずさりをした時
覆い被さるように 思い切り私を抱きしめてきた
力一杯抵抗して離れ、音楽室を飛び出し、走り続け、校門を一気に駆け抜けた
これほどの幻滅はなかった・・・
「星の王子様」に、裏切られたショックは、とても大きなものであった
*
*
*
高校三年生時代も、やはり同じような、幻滅体験を経験。
いくつになっても、甘く切ない、胸いっぱいつまるような心のあり方で、
ずっと好きな人と、時を過ごしていられたら…と頭に描く。
そんな心の体験を、たいていの女の人は持っているはず。
少女は、実に勝手なもので、想像の中では、好きな人に抱きしめられたいなどと思っていながら、
いざ現実に直面すると、即座に拒否反応を起こす。。。
どうなるか わからない怖さもあるし、結婚までは云々...という、親の言葉も耳にある。
けれど、それ以上に・・・
男の性的な欲望が見えた途端、
あの輝かしいばかりに素敵に見えた男が、一挙にみすぼらしく惨めな存在へと変容してしまう。
少女が思い描く性愛は、現実の性愛とはおよそ無縁な、この上なく、美的な世界の、聖なる出来事。
動物的な動のイメージではなく、植物的な「静」のイメージであり・・・
大人になっても、女はかなりそうだと。
しかし、現実の男とは、多かれ少なかれ、少女の夢を打ち砕く。
ところが・・・
そうではない男。
現実にありえないはずの、かつて少女だった 自分のために居続けてくれていたような人・・・
それがヨン様演じる、チュンサンであった。
身近な国なのに、少々違った文化や習慣を身につけた、異邦人。
その心理的な距離感覚が、いっそう非現実の存在に、ふさわしい位置を与えている。
そのために、少女の幻想的な片思いが高じたかのような、恋の病の症状が起きやすくもあるのでは・・・。
性愛を意識の外にした異性愛は、何らかの形で起きる
現実超越的な意識の内部でしか、成り立たない。
それが 「純愛」 (これも、日韓とらえ方が違うようです。詳しくはラストに。)
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さぁ、呉さんが分析する、チュンサンに恋した気持ち・・・皆さんはいかがでしょうか?
皆さんは、学生時代の恋、どんな思い出がありますか?
チュンサンとユジンみたいな恋をしていましたか?
学生時代の恋は、本当に、ただただ見ているだけでドキドキ♡
会えるだけで...目があっただけで、もうその日は幸せいっぱい気分になれて・・・
今のJoonを思う気持ちと一緒です。胸キュン(uu*)
そういえば以前、こちらのサークルでアンケートしましたね。
え~と、マチャミが言っていた・・・
"JOONと、想像妊娠したことありますか"でしたか?
確か「家族とそんなことをしてはいけません!」が、断トツ一位でしたよね。
あの結果を思うと、呉さんのおっしゃることも納得でしょうか。
特別、うちのサークルカラーが出ているのかもしれませんが・・・。
あの時、Qちゃんも、井戸端でおっしゃっていましたね。
Joonは、姿を見たり、目があったりするだけで、ドキドキMAXだった頃の感覚になれるって。
皆さんも「ウットリ提供度、ダントツ・グランプリ!!」に納得していましたネ!
あっ、でも!
冬ソナのチュンサン役なら、誰でも良かったというワケでも、絶対にない!!コレ大事なとこね!!
この方も、彼ほどの当たり役はなかったと、認めています。
Joonのような雰囲気を持った役者は、韓国でも他にはおらず、日本にもいないと。
その素敵なチュンサンとのギャップが、Joonにはなかったから、こうして今でも・・・
本題は、これからになりますが、今日はこの辺まで。
「韓国結婚生活の実態」へ、つづく・・・
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「純愛」
日本では、肉体関係を伴わない精神だけの愛に、「プラトニックラブ」という言葉を使うが
韓国では、ほとんど使われることのない言葉らしい。
韓国で「サラン」と言えば、そもそも肉体関係のイメージはなく、
ことさら、「プラトニックラブ」という言葉の必要性がない。
韓国での肉体関係のイメージは、「愛」とではなく、「結婚」。
本心で結婚したいと思っている相手には身体は求めず、そうでない相手に求めるのが普通。
逆に極端に言えば、女が身体を許せば、だいたいの男は、結婚の相手とは考えなくなっていく。
だから、結婚相手にと考えている女は、彼に身体を許さない。 (若い世代はそうでもないのが増えてきてはいるが、まだ圧倒的な社会の非難の的)
韓国ドラマで、性愛関係を容易に描くことが出来ないのは、
結婚前の性愛を描けば、それは不誠実で本当の愛ではないと、視聴者が感じてしまうから。
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・・・だそうです。
「純愛」ひとつとっても、日韓で持つイメージは、違うんですね。
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