「韓流」を広めて韓国文化勲章を受けた

　裵 勇俊さん(36)

確実に姿を現す場所には、今も常に｢家族｣が押し寄せる。18日、韓国中部の清州であった授賞式
には、日本から駆けつけた約500人を含む大勢のファンがカメラ片手に集まった。

常に愛を与えてくれる人々は、
ファンではなく家族です

実はこの日、後輩俳優の結婚式と授賞式が重なっていた。“特別ゲスト”の出席を半ばあきらめていた後輩に電話をかけ、

ヘリコプターで行くから！

北東部・江原道で新郎新婦を祝福して、すぐに純白のヘリに飛び乗り、約120km離れた清州へ。
授賞式に間に合った。

韓国の俳優で5人目の受賞。

まだ年も若く、至らない点も多いですが、これからも頑張れという励ましと受け止めています

観光政府は、伸び悩む観光収入を増やす切り札として、再来年から3年間、広報大使に任命することを決めた。

日韓両首脳が未来志向をうたった『日韓パートナーシップ宣言』から10年。

これを機に隣国同士の文化交流に大きな風穴が
開いたが、“韓流”を加速させたのは、NHK・BSで
5年前に初めて放映された主演ドラマ『冬のソナタ』
だった。

日本をはじめアジア各地に“韓流”を広めたことが受賞につながったとされるが、

韓流という言葉は好きではない

と言う。

むしろ“アジア流”。

一時的な文化現象で終わらせるのではなくて、
アジア文化が互いに活気を帯びて一つの共同体に
成長することを期待しています。