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MISAについて語りましょ♪ |
MISAについて語りましょ♪ |
No |
142 |
HIT数 |
675 |
日付 |
2006/11/02 |
ハンドルネーム |
salan78 |
タイトル |
「ごめん愛してる」の12年後の短い物語 その3 |
本文 |
カルチには、もう一つ行くところがあった。ジヨンのところだ・・・・ ジヨンは、洋服屋をやっていると聞いていた。その住所を片手にカルチは店を訪ねた・・・・ 店のドアを開けると・・・・ 一人の女性がマネキンに服を着せていた。そして、後ろ向きに 「いらっしゃいませ・・」 というと、洋服を着せ終わり。振り向くと目を大きく見開いた・・・ 「ムヒョク・・・・」 カルチは、笑って首を振ると・・・ 「僕は、ムヒョクの甥のカルチです。ジヨンさんですね?ユンおじさんからあなたの住所を聞いて 訪ねてきました。」 ジヨンは目に涙を浮かべて、カルチに近づくと抱きしめた 「ごめんなさいね・・・・少しだけ抱きしめさせて、ああ・・・一瞬ムヒョクが戻ってきたのかと思ったのよ・・・今までのことが全部夢だったんだって・・。でも・・・あなたに会えて嬉しいわ、顔をよく見せて・・・ホントにムヒョクによく似ている。」 ジヨンはカルチの頬に手をあてて涙を流しながら、懐かしさに微笑んだ・・・。 「驚かせてすみません・・・・連絡を入れてから訪ねてきたらよかったんだろうけど・・・」 ジヨンは、カルチから離れると 「いいえ、いいえ、訪ねてきてくれてホントに嬉しい・・・ああ、もう今日は仕事をしている場合じゃないわ・・・お墓にはもう行った?」 「ええ、真っ先に行きました。おじさんと・・・そしてウンチェ姉さんに会ってきました」 ジヨンはそう・・・というと。 「ウンチェさんに・・・ムヒョクのお墓の場所を訊かれたとき何だか予感がしたのよ・・・
その4に続く
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