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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9822775/11630420
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続【koko … 白いぺージ】

 
《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ 白いページ 】 は

【 koko の Valentine's Day♪ 】 の 続編です。






No 12 HIT数 7262
日付 2009/11/12 ハンドルネーム maako4
タイトル 12話 《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】 
本文








《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】 12話




すべてにおいてマイペースの 呼子 は、

この時ばかりは、 直 より早く身支度をしておきたかった。



まず洗髪をした。



いつもなら優雅にという表現がピッタリな洗髪も、

泡を立て、 すぐに流し、リンスもそこそこに …



その後あわただしく身体を洗い流し、 化粧室に出た。



バスタオルを身体に巻きヘヤーを乾かし、 バスロープを着て

そ~っと ドアを開け、 直 が使っている浴室の気配を

うかがいながら、 寝室に入り、 下着をつけ部屋着に着替えた。



下着は3種類を着回しし、 古くなると新しいものに …



今朝は、 一瞬迷った。



ここ数年、 自分で下着を購入したことがない。



姉、 光子 が自分の下着を購入の際 呼子 の分も購入し

神戸の 呼子 のマンションを訪問時に、 どうしてこの商品を

購入したかとい ううんちく のあと補充される。



その数もかなりの数になった。



ある時、 光子 が 呼子 のベージュの下着を

目にした時からのことだった。


「 呼子 ちゃん。 やめてよ! 

私より 3つも若い 呼子 ちゃんが

おばあ様やおかあはんの下着みたいな

夢も希望もない下着を身につけるなんて … 」


と、 言って、 それ以後、 白かピーチピンクでそれなりに

レースがで飾られたシックでエレガントのものが定番になっている。



あとは、 冠婚葬祭ように黒が数枚。



ピンクも、 光子 なりにこだわりがあり、 ピーチピンクと

表現する淡いピンクでなければいやらしくなるという

ピンク口上も何度、何度も聞かされた。



ピーチピンクの下着のセットに手が伸び、 身につけた。



少しそんな自分に恥じらいを感じながら

長めの花柄のスカートと同系色のブラウス。



そして、 化粧水と乳液をいつもより念入りに …

口紅も薄くひき、 ティシュを唇にあて、 色をおさえた。



寝室を見渡し、 また身体のほてりを感じながら、

ベットメーキングをし、 キッキンへ …



時計に目をやると6時を少し過ぎた。



コーヒー豆を挽く。


いつもは自分が飲むだけの量のコーヒー豆を、

今日は、 直 の分も、  と 思っただけで頬のほてりを感じた。



何度も、 事あるごとに頬のほてりを繰り返す。



くるくる回しながら、笑みがこぼれるのも抑えきれない。



ふと手が止まった。



そうだ!



以前。 それも随分前の以前である。



光子 が、 お父様が泊まられる時があるかもしれないからと、

確か下着とパジャマと、 バスロープを京都から


持ってきたことを思い出した。



「 どこにしまいこんだのかしら …? 」



と、 独り言を言いながら、 クローゼットの中を捜した。



大きめのデパートの袋に入った、 すべてのものが

値札がついたまましまわれていた。



バスロープを袋から出し値札を外し、 広げてみた。


男性の衣類の大きさに驚いた。


そして、 パンティー? が 数枚。



少し明るい色のものを選び、 袋から出し、 たたみ直した。



あとの物はあわてて袋に詰め、 元の位置に戻し、

浴室の化粧室に持って行った。



そこで、 ふと! そういえば浴槽に浸かっているのか

浴室からの音を耳にしていないことに気がついた。



声をかけるのもためらい、 先に用意しておいたものをしまい、

袋から出したバスロープと下着を置いて そっとその場を去った。



挽きかけたコーヒー豆を挽き、 コーヒーをたてた。



冷蔵庫をあけ、 買い置きをあまりしない 呼子 は

残り少ない野菜を出し調理した。



4分の1ぐらいのレタス。 

10センチ弱のセロりー キュウリにトマト。



数枚のベーコンを小さく切りカリカリに炒め、 野菜の上に …



クロワッサンが袋に2つ。



ひとつづつお皿にのせ、お揃いのマグカップに

お湯にを張りささやかではあるが朝食の準備をした。



水道から流れる水の音。


野菜を切る音。


食器の …



そのほかの音はなく、 静まり返った部屋に浴室からの音はない。



いったん腰をおろしたが浴室に …



化粧室の扉を そ~っとあけ気配を伺った。



そして、 中に入り軽く浴室のドアをノックし


「 直 さん … 」


声をかけたが返事がない。



ドアを少しかけ中をのぞいた。



かすかに寝息が聞こえた。



少し口を開け湯船に頭をあずけ、 寝ている姿が目に入った。



何度か 直 さんと声をかけやっと驚いた 直 は


「 ああ~ ねてしまっていたんだ! 」


と言いながら姿勢をかけた。



長年シャワーだけの生活と、 空港から直行で一連の行事をこなし、

その後の出来事で疲れが一気にでたのだろう。



直 は 熟睡を …



呼子 もどう声をかけていいか戸惑ったが


「 コーヒー入っているよ。」


「 うん。? 」


直 は、 湯船に頭までつかったかと思うと立ち上がった。




呼子 はあわててドアを閉めた。






 







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